転職・起業事例15/糖尿病対策から趣味になったウォーキング(1)

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季節はずれの熱帯低気圧が接近し、天気は荒れ模様。夜半から大粒の雨が降り出し、風も相当強くなったようだ。

霞ヶ浦の東町の旅館で、鈴木誠は、そんな天気を恨めしく思い、今回の徒歩による霞ヶ浦一周踏破計画を中断すべきかどうか思い悩みながら布団をかぶって寝ていた。

隣には勤務先CIケミカル株式会社で同僚の中田和男が寝息をたてている。

ときどき中田の寝言が聞こえる。昨日歩いた土浦から東町までの35キロがよほどきつかったのだろう。

この計画を立てたのは一年前。昨年のゴールデンウィークに九十九里浜の60キロを二日で踏破したときに、歩き慣れない中田がなかなか鈴木についていけず、一年後の再挑戦と相成った。

そこで今回の霞ヶ浦一周90キロの三日間での踏破を計画したのだ。

翌朝、風は依然強いものの雨は小降りになり、かろうじて合羽さえ着ればなんとか歩ける状態になった。さあ出発だ。

二日目の行程は東町から牛堀町を経て、玉造町までの25キロである。風は暴風に近く、横風を受けると真っ直ぐ歩けないほどだ。

向かい風のときは前傾姿勢でようやく歩を継いだ。二目目の25キロは初日の35キロよりハードに感じた。

最終日は快晴で風もなく、玉造町から霞ヶ浦大橋を渡って土浦までの25キロだ。二日目と同じ距離にもかかわらず、昼過ぎには土浦に到着し、昼食と一緒に乾杯を上げることができた。

中田も一年間の精進の成果が現れたようで、前年に比べると格段の進歩がみられた。

(続く)

現役転職コンサルタント

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