転職・起業事例18/「ここに来てよかった」の一言に感激(1)

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「一、二、三、四!」「五、六、七、八!」

畳敷きのホールにやさしい冬の陽が差し込み、少し上気したみんなの顔が跳躍と同時に弾んでいる。

Y市の「西部老人いこいの家」は、自然に恵まれた広大な土地に建つ。

これは、そこで開かれている体操教室の一コマである。

白木和子は市の社会教育課からの依頼で、「健康・生きがいづくりアドバイザー」として市内の数箇所で開かれる高齢者学校で、月一回ほど健康体操(簡単なツボ体操、ダンベル体操)、ゲーム等の指導をしている。

彼女は、自分自身が輝いている時間であると楽しげに語る。

教室に来たお年寄りから、「今日はここに来てよかったよ」と手を握られたりすると、「もう、感激で目がウルウル状態になってしまうんですね」「回を重ねるたびに、さまざまな人と出会い、生きた言葉を聞き、人生の重みに触れてきました。それが、自分自身の元気にもつながっているのです」。

アドバイザーになるきっかけは、老いてからも、あらゆる事に積極的に参加する母をいつも見てきたからだ。

自分が食べる米、野菜や四季折々の草花を育て、自然の中で生活する母。そんな母の自立した姿を見るにつけ、「私も何かしなくてはいけない」との思いが心に広がっていった。

(続く)

現役転職コンサルタント

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